「音楽にできること!」親子を繋ぐコンサートとの出会いと衝撃①

「先生、どうして20年以上もその熱量で子供と音楽に関わるお仕事を続けていらっしゃるんですか?」
そんな質問をいただきました。
そうですよね(笑)
私も自分自身、夢中で走り続けてきたらいつの間にか20年以上経っていただけのことで💦
改めてご質問いただくとうまくお答えできなくて^^
なので、私が今の活動を始めたきっかけ。その活動に込めた想いについて何回かに分けてお話しさせていただこうと思います。
よろしければ、少しだけお付き合いいただけたら嬉しいです♪
リトミックを始めたきっかけは以前もお話しさせていただいたのですが、今回は現在のコンサート活動をするきっかけとなった感動に突き動かされた出会いと、柄にもなく勇気のある行動をしたエピソードから。

<すべては、1つのコンサートとの出会いから>
2010年のある日。
リトミック講師として5年目だった私は、まだまだ駆け出し!子供の成長過程に音楽ができること。その可能性についてもっと勉強したいと思っていました。
そんな時、チラシで偶然見つけた「ハッピーマザーミュージック」というNPO団体のコンサートのお知らせ。

「0歳から行かれるこんな生演奏を聴けるコンサートがあるんだ!」と驚きながら、大倉山の記念館の重厚な洋館の扉を開けて初めて聴きに行ったのでした。
そこで出会った音楽は、とても本格的な演奏でありながら決して演奏家だけが主役なのではない。
目の前にいる小さな赤ちゃんや、その隣にいるお母さんに、まるで語りかけるような響きを届けてくれて、私た今まで知っているコンサートとはまったく違うものでした。
演奏家のまっすぐな音色。そして、聴いている人の心をじんわりと温めるような司会の方の優しい語りかけと目配り。
やがて会場全体に広がる、和やかな笑顔と安心感。そのすべてが心地よく調和する空気に深く感動したのでした!!
ふと目を向けた近くにいた赤ちゃんが、音楽を聴きながらママにぎゅっと抱きしめられ、何度もママの顔を見上げ、目が合うたびににっこりと微笑み合う光景が忘れられません。
優しい音楽に包まれると親子の気持ちはこんなにも通じ合い、こんなにも温かく満たされるのだと肌で感じた瞬間でした。
その姿を見ていたら胸がいっぱいになり、思わず私まで泣きそうになったことを覚えています。

「音楽は、いい演奏を聴かせるものではない」
その場にいる人の心を動かし、親子の気持ちをつなぎ、そこに流れる空気そのものをかけがえのないものにしてくれるものだと知ることができた瞬間でした。
そして、その直後になんと突然そのNPO団体の門を叩かせていただいたのでした。
(今、思うと自分じゃないみたいにすごい行動力っw)
次回は、私が感動して入会させていただいた団体がどんなところだったか。
そこで出会った大切なものについてお話しします。


