「聴力」を鍛える 0〜6ヶ月まで

  • <聴力を鍛える>
    おとふぃる ♪へ通うまでの過ごし方 0〜6ヶ月編

    おとふぃる では、生涯音楽を心から楽しむために、「全身で音を感じとる=聴力のトレーニングを積み重ねる」ことを大切にレッスンしています。

    今回は、おとふぃる に通う前の0〜6ヶ月の赤ちゃんが、おうちでできるトレーニング?についてお伝えします。

    妊娠20周目ごろから胎児の頃から外の音をよく聴いていた赤ちゃん。
    赤ちゃんの耳に届く音は、高周波音(ゆらぎ)が豊富にある音です。この高周波音を含む音を多く聴くと、脳を活性化したり、α波(リラックス状態)がでることがわかっています。

    聴覚が鋭く、脳の発達も著しいこの時期、赤ちゃんは高周波で、シンプルな音の繰り返しがあるゆらぎを聴くことで脳に聴覚エネルギーをたくさん送ることができます。
    モーツアルトの音楽がいいと言われるのは、曲のなかにこれらの要素が豊富に含まれているからなのです。これは、決して電子の機械を通しては伝わらず、「生の音」により有毛細胞を刺激して神経系に聴覚刺激を与えるのです。

    お母さんとお父さんの声
    何より聴かせてあげたいのが、お腹の中でずっと聴いていたお母さん、お父さんの声です。
    赤ちゃんに語りかける時には、自然と声が少し高く、優しく、ゆっくりになります。これを「マザリーズ」(対乳児音声)と言い、次のような特徴があります。
    1.声のトーンが高くなる
    2.ゆっくりしたテンポで
    3.抑揚を大きく
    4.同じ言葉を繰り返す


    モーツアルトだけではなく、赤ちゃんにとっても聴きとりやすく、関心をひきやすくすることができるものは唯一パパとママの歌いかけです。

    また、まだ音の種類の聴き分けが未発達な赤ちゃんには、声だけのシンプルな歌いかけの方が伴奏のある歌いかけよりも赤ちゃんに好まれることもわかっています。視力が、未完成の赤ちゃんなので、なるべく顔の近くでゆっくり唇を動かしながら優しく語りかけてあげてみてください。

    自然の音
    風の音、水の音、鳥のさえずりなど自然界にある音には、一定のシンプルな繰り返しで揺らぎが多く、高周波が豊富なので、大人もリラックスするにもぴったりですね。
    オルゴールの響き
    オルゴールの周波数は、3.7ヘルツの低周波から100キロヘルツを超える超高周波までも含む魔法の音楽の箱のようです。音が複雑ではなく、ゆったりしたものがより心地よく聴けます。
    ガラガラなど

なるべく違う刺激になるよう、数種類の優しい音のするガラガラなど を様々な方向からゆっくり鳴らし、赤ちゃんが見えるように右から左へなど徐々に移動させます。


番外編
「ホワイトノイズ」って?
どんなに静かにしても赤ちゃんがなかなか寝ないとき、、ありますよね^^

こんな時、諦めて掃除機をかけたらいつの間にか寝ていた!なんていう経験もおありかと思います。
実は、掃除機やドライヤー、エアコンの稼働音などの音はホワイトノイズと言われ、赤ちゃんが胎内にいた時に聴いていた音によく似ているので安心する効果があるのです。
ボリュームや音の質など赤ちゃんによって違いがあるので、お昼寝から試してみてください^^

あれ??どれもいつも何気なく当たり前にしていることばかり!でも、改めてその意味を知ることで、赤ちゃんへの触れ合い方が少しだけ変わってくるはずです!

おとふぃる ♪へはお首が座った頃からご参加いただけます。それまで、おうちで赤ちゃんと楽しく過ごすヒントになりますように。
体験レッスンは随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください♪

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